子育て応援コラム:小関文助さん
地域活動を通して〔人が地域をつくり、地域が人を育てる〕
腹話術師 小関 文助 さん
昭和8年 上山市生まれ 妻と二人家族
昭和31年 山形大学教育学部保健体育科卒
同年~平成6年 県内小中学校勤務
平成7年~13年 上山市教育委員会
主な著書 「希望で登校」「感謝で下校」「ここにも体育がある」「教育への道」
趣味、特技 ・落語・映画鑑賞・各種スポーツ・腹話術(ボランティア活動)
たくさんの子どもたち、家族と触れ合ってきた小関文助さんに、子育てのポイントを教えてもらいました
地域と家庭の在り方・・・基本的な考え方
- 人と人との強い絆が望ましい地域をつくる
- 家庭の平和、地域の安全が子ども育成の最低で最大の条件
- 地域の力を強くするには地域をコミュニティにする=社会力の強化
- 地域の子どもは地域住民みんなで見守る
わが子だけでなく他人の子も教え育てる
生き生きと子育てするために大切なこと
- 家庭が子どもにとって安らぎの場になるように・・・親の責任
- 子どもの遊びを保証し大人の役割を確認しよう・・・遊び場の確保と遊具の点検など
- 子どもの変化を的確に把握し迅速に対応する心配りと行動力を身につける
- 地域づくり(行事、お祭り、ボランティア活動など)に家族ぐるみで参加しよう
- 親子、家族、他人との関わり方を大切に
子育て中の方へメッセージ
- 子どもと共に学ぶ心で、共に体験、成長していく・・・手のかかる子ほど宝
- わが子を知る努力・・・わが子でも知らない面があるという謙虚さが大切
①できるだけ子どもと接する機会を多く
②子どもの心と向き合う・・・子どもに心を開く、子どもの声に耳を傾ける - 子どもの個性を大切にする
他との比較でなく、その子の変化を大事に - 「どんな子どもに育てたいか」という、わが子に対する親の願いを明確に持つ
- 躾を重視する・・・基本的生活習慣の徹底
・明るいあいさつ、正しい言葉遣いなど - 人として大事なことを教える
善悪の判断、命の大事さ、思いやりの心 - 自立心、主体性を育てる=生きる力に子どもが気づき、考え、判断し、実行する
- 夫婦円満、家庭平和
なんでも話せる家庭、苦楽を共にできる - 厳しく教え(叱り)ほめて(認めて)育てる
- 父親として、母親として、しっかりした生き方を
<一人一人を生かすほめ方>
・本気でほめる・・・感動的に
・一貫性を持ったほめ方→育てたい点を
・結果だけでなく、努力の経過にも注目
<一人一人を生かす叱り方>
・叱る人と子どもの信頼関係が基盤
・感情が安定していない時は叱ってはいけない
・自分が叱られているという思いで叱る
・一貫性を持ったほめ方→育てたい点を
・結果だけでなく、努力の経過にも注目
<一人一人を生かす叱り方>
・叱る人と子どもの信頼関係が基盤
・感情が安定していない時は叱ってはいけない
・自分が叱られているという思いで叱る
寄稿:2014年