旬の食材が詰まった栄養満点のワンプレートランチ。みんなで食卓を囲みながら食べる楽しいひととき♪
地域食堂クレヨンピットは、河北町の有志で運営する団体です。毎月2回ほど開催する食堂には、河北町に住んでいる人だけでなく、近くの市町村からも昼食を食べに人がつどいます。
クレヨンピットは、令和元年に設立されましたが、その翌年から新型コロナウイルス感染症が流行し、昨年度まではお弁当を配布していました。みんなで食卓を囲むことを再開したのは、
今年の4月から。少しずつ、参加する人が増えています。
参加した日は雨で、親子での参加は少なかったですが、小さいお子さんものびのびと過ごしていました。和やかな雰囲気で、空いている席に座ってお食事を待ちます。初対面でも向かい合うと、なんとなく会話が始まり、お食事が届くころにはおしゃべりが盛り上がっている方々も多くいました。
この日のメニューは、雑穀米のごはんにお肉、おひたしなどの野菜、天ぷら。それから果物と、やわらかくゆでた落花生まであり、目にも楽しいワンプレートです。
毎回、地元の農家さんが旬の野菜や果物などを提供してくれるそうです。この日いただいたのは、ほうれん草と落花生でした。やわらかく茹でられた香ばしい落花生は、参加したみなさんから、とても好評でした。
料理を作ってくれるのは、ボランティアのみなさん。
「メニューはいつも家で食べているようなものですが、一番大切にしているのは『いろどり』です。みなさん暑い中でも楽しみに来てくれます」(メニュー担当の中野さん)とってもおいしかったです!ごちそうさまでした。
誰でも参加できる無料の食堂で いつもと違うランチタイムを
地域の人たちと会話を楽しみながら食べるお昼ごはんは、のんびりした自由なひととき。
初めての参加でもすぐに溶け込める食堂で、おいしい食事をどうぞ。
いつ | 毎月2回程度11時から13時頃まで(LINEやFacebook予定表を見てね) |
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どこで | 河北町ちぇっと移住体験住宅など |
対象 | 子どもとその保護者や一人暮らしの高齢者など |
内容 | 昼食、自由時間(読み聞かせ、ゲーム、宿題など) |
料金 | 無料 |
持ち物 | はしの持参にご協力ください |
お申し込み | 開催日の2日前までに電話、FAX、メール、公式LINEのいずれかでお申し込みください |
代表者インタビュー
代表 三部 陽堂さん(宿用院 住職)
初めはなかなか参加者が少なくて、そのうちコロナになって弁当配布をしていたので、今年から対面での食堂を手探りで再開という感じです。
「とても困った人が来る場所」のような先入観があるかもしれませんが、そんなことはありません。誰でも参加していいんです。『今日は昼食を作らないで、クレヨンピットで食べようか』と、親子で来てもらっていいんです。
特にお子さん連れの方は大歓迎です。『一食分の負担を軽くする』という想いでやっていますので、気軽に食べに来てください。おいしい手作りの食事をみんなで食べて、少し会話も楽しんで、いい気分転換になってもらえればと思います。
地域食堂は、身近であればあるほど良いので、もっとたくさんの場所で開催されるといいなと思っています。
「はいどうぞ」と差し出されたお食事は、ひとつひとつが本当においしかった!代表の三部さんも、調理を担当するメンバーの方々もやさしくて、アットホームな雰囲気だったのが、とても印象的でした。
地域食堂クレヨンピット
代表 三部 陽堂
河北町谷地甲234
TEL 090-2729-2519(三部)
FAX 0237-72-2163(宿用院)