口コミで利用者が広がっています!
学校帰りに安心して過ごせる空間で楽しい夕食を
「ゆうあいキッチンかみのやま」は、社会福祉法人友愛会が運営するこども食堂です。毎月1回、第3水曜日の夕方から開催する食堂には、近隣市町からも小学生や中学生、親子が集まり、みんなで夕食を食べます。
こども食堂「ゆうあいキッチンかみのや ま」は、社会福祉法人友愛会が令和4年に「こどもの第3の居場所事業」の第一歩として始めました。「ご飯おいしかったよ」「楽しかったよ」など、こども同士の口コミで徐々に広まり、一度来ると楽しくて、リピーターになる人も多いそうです。
学童の延長のような雰囲気で、宿題から始める子が多く、終わったらオセロやボードゲームなどをしたり、職員と一緒にジェンガやウノを楽しんだりして、みんな自由に伸び伸びと過ごしています。親子で参加する方もちらほら。初めての参加でも、こども同士すぐ遊びの輪に入って夕食の時間が来るのを待っていました。
夕方になり、食事の盛り付けが終わると、「できたよ~」の声。この日のメニューは、タンパク質たっぷり豆とひき肉のカレー、鶏むね肉のスタミナ焼き、タケノコの煮物、かぼちゃとハムのサラダ、柿やフルーチェのデザート。管理栄養士の小野さんが栄養面を考えて作った、成長期のこどもにぴったりの献立です。
「いただいた食材を使って、子ども達がわくわくするような献立にしています。山形県は果物がおいしいので、旬の果物をデザートに出し季節の変化を感じてもらいたいです」と小野さん。
食材はスーパーおーばん、ヨークベニマル(フードドライブ)、社会福祉協議会ネットワーク、県民共済などの組織から、職員や参加者の方など個人の方まで、幅広く提供を受けているそうです。
1度行ったらまた行きたくなる アットホームなこども食堂
メニューのこだわりは「こどもが好きなものを第一に」。
おいしい夕食を食べに気軽に来てみてください。初めてでも楽しくみんなと遊べます!
いつ | 毎月1回 15時から18時頃まで |
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どこで | ゆうあいキッチンかみのやま |
対象 | こどもとその保護者 |
内容 | 夕食、自由時間(それぞれの遊び、ゲーム、宿題など) |
料金 | 無料 大人は協力金(100円以上)をお願いします |
持ち物 | 特になし |
お申し込み | ホームページ内のGoogleフォームにて事前にお申込みください |
代表者インタビュー
代表 小野 梓さん
社会福祉法人友愛会
本部事務局チーフ兼管理栄養士
「地域のこどもたちが気軽に立ち寄れる居場所を作りたい」という思いから、この活動を始めました。
食事は、「おいしく たのしく おなかいっぱい食べよう」をモットーに、子どもたちの好きな献立を中心に、温かい料理はあたたかく、冷たい料理は冷たいままで出すことにこだわっています。一緒に過ごしながら、子ども達の好きなものや苦手なものを教えてもらってメニューの参考にしています。
参加しているこどもたち(と保護者)は、学校で配られたチラシやSNSを見て「興味があって来てみた!」という声がほとんどです。自宅でも学校でもない、3つ目の居場所としてこどもたちが安心して過ごせる場になればと願っています。
明るいこどもたちとおしゃべりしながら、素敵な時間を過ごせました。一緒にごちそうになり、栄養価に配慮された食事は、どれもおいしかったです。何度もお代わりしたりして楽しそうに過ごすこどもたちが印象的でした。
ゆうあいキッチンかみのやま
代表 小野 梓
上山市十日町9-8「ふぁーすと・すてっぷ」敷地内
TEL 023-687-1016
(受付 平日9時~18時 ※土日祝休み)